Skeletal Science Retreat 日本骨代謝学会主催による骨代謝スクール

2018年11月24日(土)~25日(日)参加申し込みは6月1日スタート! 詳細は当サイトにて告知します。

  1. ホーム
  2. SSR 2018年度 | 開催報告/参加者の声

SSR 2018年度 | 開催報告/参加者の声

2018年11月17日(土)~18日(日)にかけて第3回Skeletal Science Retreatがホテルマホロバマインズ三浦(三浦海岸)にて開催されました。アカデミアと企業から総勢24名の参加者が集まり、実りの多い有意義なRetreatとなりました。

特別講演

田中 栄先生(東京大学)による講演
「骨代謝學事始(こつたいしゃがくことはじめ)」

大庭伸介先生(東京大学)による講演
「遺伝子発現機構の研究においてNGSでできること・分かること・分からないこと」

少人数グループディスカッション

少人数グループに分かれた各テーブルでは、各自のパソコンを囲んで参加者の研究テーマについて発表する機会を設けました。アカデミアと企業の垣根を越えて今後の研究展開や実験手法などについて多様なディスカッションが繰り広げられました。

集合写真

参加者の皆さん

優秀ディスカッション賞

岩山 智明(大阪大学大学院歯学研究科口腔治療学教室)
髙士 祐一(徳島大学先端酵素学研究所)
高野 晴子(国立循環器病研究センター研究所細胞生物学部)
中西 康友(小野薬品工業株式会社創薬研究部)
橋本 真奈(岡山大学病院矯正歯科)
松本 佳則(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学)

優秀ディスカッション賞受賞の先生方

(敬称略、50音順)

「身近な巨人の肩の上に立つ経験ができてしまう素晴らしい機会でした。」
岩山 智明  大阪大学大学院歯学研究科 口腔治療学教室

この度、骨代謝学会に入会し、SSRに参加させて頂きました。特別講演を賜りました田中栄先生のチャーミングなピース姿や、運営委員の先生方のサイエンスを語れる場にしようというお気遣いや等、本学会の懐の深さを実感し、参加して良かったと改めて感じています。

グループディスカッションでは、発表に対して世話人や参加の先生方が多角的な視点でご指摘・フィードバックを頂き、まさに身近な巨人の肩の上に立つ経験ができてしまう素晴らしい機会でした。初めてお会いする先生方と研究を通じて交わりを持てることは非常に刺激的で、サイエンスを楽しみ、同世代の研究者と密に交流できた充実の2日間でした。

このような素晴らしい会をご企画・お世話頂きました斎藤琢委員長を始めとする運営委員会の先生方に改めて感謝申し上げます。

末筆ながら、このようにすばらしい会を企画・運営してくださった先生方に心よりお礼申し上げます。

「少人数制のグループディスカッションは、さながらラボミーティングのような雰囲気で、他大学や企業の先生方と気兼ねなく議論できる機会は他に類を見ません。」
髙士 祐一 徳島大学 先端酵素学研究所

本会の特徴は”retreat”というワードにあります。普段の研究室を離れて、所属や役職、専門分野などのあらゆる垣根が取り払われたような雰囲気の中、多くの先生方と交流させていただき、大きな充実感とともに2日間過ごさせていただきました。

少人数制のグループディスカッションは、さながらラボミーティングのような雰囲気で、他大学や企業の先生方と気兼ねなく議論できる機会は他に類を見ません。特別講演の田中栄先生、大庭伸介先生ともお酒を飲みながら、普段できないようなお話をさせていただきました。本企画は、我々若手のbrush up、交流のみならず、特別講演の先生や運営委員の先生方と交流できるまたとない機会を提供していただいていると思います。

最後になりましたが、SSR運営委員の先生方、骨代謝学会事務局の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、まだ本会に参加されたことのない先生方に強くお勧めさせていただきます。


「『研究をいかに面白くするか?』という前向きな意見が多く、有意義な60分を過ごすことができました。」
高野 晴子 国立循環器病研究センター研究所 細胞生物学部

私の研究はゼブラフィッシュの心臓から始まり、そして発現部位やKOマウスの解析を続けていく中で、最終的に骨分野に辿り着きました。研究歴は長いのですが骨分野は初心者であり、勉強のためにSkeletal Science Retreatに参加させて頂きました。

参加者は大学院生から助教の先生まで多岐に渡っていました。発表は小グループに分かれて一人60分あり、自分自身の研究を十分に議論してもらえました。特に私の机を担当して下さった運営委員の先生からは、非常に素晴らしいアドバイスを頂き、感銘を受けました。また質問者からの意見は「研究をいかに面白くするか?」という前向きな意見が多く、有意義な60分を過ごすことができました。

さらに特別講演の田中栄先生には、骨代謝分野の深さを教えて頂き、研究意欲が掻き立てられました。大変光栄なことに優秀ディスカッション賞を頂きましたが、これを励みに今後も研究を頑張りたいと思います。


「企業の中で研究しているだけではなかなか知り得ないアカデミアの先生方のご苦労や、それを打ち消すぐらいの強い熱意を感じることができました。」
中西 康友 小野薬品工業株式会社創薬研究部

この度は、優秀ディスカッション賞という大変名誉ある賞を頂けましたこと、誠に光栄に思っております。今回SSR2018に参加させていただいて、企業人としてだけでなく、一研究者、一個人としても成長できました。

少人数のグループディスカッションでは、私の発表時にはセッション終了後でも質問を頂いたり、私が質問した際には毎回丁寧にご回答いただけるなど、非常に充実した時間を過ごすことができました。また、オーガナイザーの先生方の議論の進め方なども大変勉強になりました。この2日間を通じて、企業の中で研究しているだけではなかなか知り得ないアカデミアの先生方のご苦労や、それを打ち消すぐらいの強い熱意を感じることができました。この点だけでも、本会に参加した意義があったと感じています。

末筆になりましたが、本会の運営に携わられた先生方や事務局の皆様のおかげをもちまして、このような貴重な体験をさせていただけたと思っております。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

「少人数グループディスカッションでは、発表者の研究分野に近い先生方が配置されており、興味深い研究発表を多く聞かせていただくことができたとともに、ら助言を多く頂くことができました。」
橋本 真奈 岡山大学病院矯正歯科

医局の先生方の勧めもあり、今回SSRに参加させていただきました。

研究歴が長く、骨代謝に精通していらっしゃる先生方が多く参加されており、当初は自分がディスカッションにきちんと参加できるだろうか、自分の研究がどのように評価されるだろうかと不安な気持ちもありましたが、実際始まってみると、先生方はとても優しく、私の疑問にも真摯に答えていただき、とても勉強になりました。また、少人数グループディスカッションでは、発表者の研究分野に近い先生方が配置されており、興味深い研究発表を多く聞かせていただくことができたとともに、自分の発表の際にも、近いお立場の先生から助言を多く頂くことができました。

特別講演では田中先生、大庭先生の貴重なお話しも聞かせていただくことができ、今後の励みとなりました。この場をお借りして、運営委員の先生方、田中先生、大庭先生、そして事務局の方々に御礼申し上げます。

最後に、このような素晴らしいプログラムを企画・運営してくださいました先生方や事務局の皆様に心より感謝申し上げます。

「自分の研究についても大変貴重なご意見を頂き、自分一人では解決出来ない疑問に対する光が見えたことに感謝しております。」
松本 佳則 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学

今回初めて神奈川県三浦市で行われたSSR2018に参加させて頂きました。

4-5人単位の小グループに分かれて各々発表し、ディスカッションを行うセッションでは、時間を十分に与えられていたこともあり、建設的で濃密な意見交換が出来ました。自分の研究についても大変貴重なご意見を頂き、その後の共同研究へと発展し、自分一人では解決出来ない疑問に対する光が見えたことに感謝しております。

普段は自分と異なる分野の研究をされている先生方のご研究を詳細に拝聴する機会も少ないため、今回参加させて頂き、知識も広がりました。また今年も開催されると思いますので、同じ研究グループの人達にも是非参加を勧めたいと思います。

このような大変貴重な機会を頂き、開催に尽力下さった多くの先生方に感謝申し上げます。