骨代謝スクールのご案内
Skeletal Science Retreat 骨代謝スクールについて
Skeletal Science Retreatは、骨代謝をはじめとした運動器科学研究に携わるアカデミアまたは企業等に在籍する、基礎あるいは臨床の若手研究者を対象に、研究概念や最新技術についてのセミナーに加え、座学のみならず各自の研究テーマをディスカッションし、切磋琢磨・相互交流を目的とした能動的参加型・合宿形式のミーティングです。
Skeletal Science Retreat開催にあたって
―明日の骨代謝研究を目指して―
このたび日本骨代謝学会では、骨代謝スクール「Skeletal Science Retreat」を開催することになりました。本学会は、医科・歯科・基礎など多くの分野の研究者によって構成されており、国内の骨代謝研究を中心となって牽引してきました。近年では研究対象は骨代謝やミネラル代謝のみならず、軟骨、筋、靭帯など運動器全般に広がるとともに会員のバックグラウンドも多彩になり、まさに「骨代謝研究=運動器科学研究」という様相を呈しています。
さて国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)をはじめとして、最近では研究者に最先端の研究手法を用いて、しかも実用的成果という出口を見据えた研究戦略を立てることが強く求められるようになってきました。今後このような時代のニーズに対応して本領域が発展していくためには、領域や分野を超えた横断的・融合的研究が必須であり、広い視野と見識を持った人材の育成が不可欠です。Skeletal Science Retreatでは、運動器科学研究に携わる熱意ある若手研究者を対象として、アカデミアと企業、基礎と臨床という垣根を取り払い、豊富な内容を盛り込んだ1泊2日のプログラムを経験していただきます。プログラムを通じて最新の研究手法を修得することで、各人の研究のステップアップを目指すとともに、様々な分野の研究者間の交流から生まれる相互作用によって、研究領域全体の活性化を目指しています。「最前線の骨代謝研究に触れたい」「新しい研究手法を身につけたい」「他の領域の研究者と交流したい」という方々は、是非とも奮ってご参加ください。
最後になりましたが、このような素晴らしいプログラムを企画してくださいました担当委員の皆さまに心より御礼申し上げます。
それではLet’s enjoy science!
日本骨代謝学会理事長 田中 栄
骨代謝スクール運営委員長 波多賢二
骨代謝スクール運営委員 石原嘉人、今井祐記、蛯名耕介、齋藤 琢、難波範行